本セミナーについて

がん医療は、治療第一主義から医療の進歩に加え患者の多様性、価値観の変化を背景に望む医療を患者自らが選択できる様な時代になってきました。そんながん医療の中で病理医の役割は、これまでと変わらず、治療方針の決定に大きく影響する適切な病理診断を行うことに尽きますが、病理医不足の深刻化、患者数の増加と治療薬に対応した特殊検査の増加など、多くの課題を抱えていることも事実です。このような現状をどう改善し社会からの期待に答えたら良いのか。
 今回のシンポジウムでは、まず、がん医療における病理医の役割と病理医の不足によって生じうる社会の不利益について考えます。その後、病理医不足問題解決への寄与が期待される病理AI(人工知能)開発の最新情報から近未来の病理診断を展望します。
そして、現場の病理医が社会に向けて適切に情報発信をしていくことの社会的意義とその方法について、TV、新聞で日々医療を伝えているメディア関係者を交えてその方向性を探ります。

こんな方におすすめ!

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  • 日本のがん医療に興味がある
  • 病理医、病理の今について知りたい
  • 日本のがん医療について発信していきたい

セミナー詳細

【第1部 病理診断の現状と課題】

病理医とがんの病理診断のいま

福嶋敬宜

自治医科大学医学部 教授
一般社団法人ParthPortどこでも病理ラボ 代表理事

ワンオペ病理診断科の現状

髙田晋一
友愛記念病院病理診断科部長

病理AIは
これからの病理をどう変えるか

 

飯塚 統
メドメイン株式会社 代表取締役

病理医は裏方に徹してよいか?
今求められる社会との関わり


中島久美子(
読売新聞 医療部デスク)

【第2部 病理医による社会への情報発信】

おしゃべり病理医としての
活動報告

 

小倉加奈子
順天堂大学医学部 人体病理病態学講座准教授

医療者による

 

情報発信の重要性と課題


籔内潤也

(NHK報道局科学文化部デスク・解説委員)

【第3部 総合討論】

「病理医がいま社会に
伝えるべきこと」

東京会場(南青山):メドメイン株式会社東京オフィスにて

セミナー概要

日時 2023年1月28日(土)13:30~16:45
会場 オンライン(Web)
参加費

無料

申込方法 申込フォームよりお申込みください。
お申込み期限 2023年1月25日(水)
主催 一般社団法人PathPortどこでも病理ラボ
共催 自治医科大学病院病理診断部
メドメイン株式会社
本セミナーに関するお問い合わせ先 https://pathport.or.jp/form

申し込みフォーム

※応募は締め切りさせていただきました

※本セミナーは、医療関係者、メディア関係者向けとなっているため、原則として一般の方の参加は受け付けることができない可能性がございます。

「PathPortどこでも病理ラボ」とは?

「PathPortどこでも病理ラボ」とは,テクノロジーの活用と病理医の相互支援によって全国どこにいても国際標準の病理診断を実現し、施設を超えた病理医間交流、次世代病理医人材の育成を通して日本の医療レベルの向上に寄与することを目指すプロジェクトです。(※商標登録されています)
弊社の代表取締役社長である飯塚統は、「PathPortどこでも病理ラボ」の運営元である一般社団法人PathPortどこでも病理ラボの理事を務めております。

「一般社団法人PathPortどこでも病理ラボ」メンバーの紹介

福嶋 敬宜

一般社団法人PathPortどこでも病理ラボ 代表理事
自治医科大学病理学・病理診断科 教授

河田 浩敏

一般社団法人PathPortどこでも病理ラボ 理事
自治医科大学病理学・病理診断科 准教授

飯塚 統

一般社団法人PathPortどこでも病理ラボ理事
メドメイン株式会社 代表取締役